現在の建物は1921年に再建されました。欄間には江戸時代中頃に狩野派の絵師が描いた『三十六詩仙』が飾られています。 様々な場所でのディスプレイ上だけでなく、床の間にある楽器は、声明の研究・研鑽の為に実光院の歴代住職が収集したものです。
庭園西北に位置する茶室「理覚庵」は、昭和50(1975)年に建てられた建築で、建築資材のほとんどが実光院領の山林から切り出して調達されました。